サンメッセ日南とは
サンメッセ日南は、宮崎県日南市の美しい海岸線を一望できる丘に広がる、自然と歴史が息づく場所です。
世界で唯一、イースター島の許可を得て復元された7体のモアイ像がシンボルとなり、訪れる人々に忘れられないひとときを提供しています。
このページでは、サンメッセ日南のテーマと、モアイ像がここに建てられるまでの奇跡のヒストリーをご紹介します。
Thema サンメッセ日南のテーマ
「サンメッセ日南」は、地球の真の平和を願い、「太陽からのメッセージを受けて地球に許される生き方に気づく」をテーマに設立された施設です。
その「気づき」のご縁作りのため、当園は主に3つのキーワードが有機的に組み合わせて成り立っています。
History
サンメッセ日南
奇跡のヒストリー
なぜ、日南海岸に唯一イースター島のモアイが完全復刻されたのか?
この地は、昭和44年に京都の財団法人「一燈園」の青年達が牧場を作って和牛の生産を行っていましたが、昭和62年に閉牧しました。
しかし地元の村おこしの要請を受けて平成8年4月、村おこしと地球の平和を願って、サンメッセ日南を設立しました。 サンメッセ日南が設立されるまでの奇跡の物語をご紹介いたします。
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1.イースター島のモアイ
ラパ・ヌイ(イースター島)は、南米チリの西方約3,800km沖合の南太平洋に位置する島である。隣のタヒチ島まで約4,000kmも離れていて、文字どおり南洋に浮かぶ「絶海の孤島」である。
日本から約15,000km、太平洋を間にして対峠するラパ・ヌイは周囲60kmの三角形をした小島で、その頂点には300〜500mの高さの休火山がある。島内に川はなく、低い山の斜面から海岸に向けて緩やかに丘陵が広がっている。
高い樹木は集落周辺以外には見あたらず、青々とした草原のうねりがどこまでもつづいている。1722年、オランダ人堤督ヤコブ・ロッゲフェーンが西欧人として初めてこの島に上陸した。
この日がキリスト教のイースター(復活祭:春分の日以降の満月の次の日曜日)であったため、この島はイースター島と呼ばれた。しかし、島に住む人々は今でも本来の呼び名であるラパ・ヌイ(ポリネシア語で、大きな島の意味)を使っている。
海岸近くに数多く分布する巨人石像、モアイは、西欧人の多大な関心を集め、その謎とともに今日でもなお世界の七不思議のひとつに数えられている。中でもアフ・アキビの7体は、他と違って海岸から1.6km内陸の丘陵に位置し、伝説とともに特徴的なモアイである。 -
2.モアイに情熱を
かけた人々
1988年(昭和63年)某TV局が、世界七不思議の一つと言われているモアイを紹介、昔々の部族間の争いと、昭和35年のチリ大地震で倒壊したモアイを放映し、このように荒廃している世界の文化財の修復こそ平和に貢献する日本の役割ではないか、と訴えた。
そこで立ち上がったのたが、四国のクレーンメーカー(株)タダノ・奈良国立文化財研究所・石工の左野氏(飛鳥建設)の三者でモアイ修復委員会を結成、チリ大学イースター島博物館の協力も得て、部族間の争いや地震で倒されていたモアイを平成2年より約3年間かけてアフ・トンガリキ15体を完全修復、このモアイ修復委員会の努力によりイースター島は「ラパヌイ国立公園」としてユネスコ世界遺産に登録する事ができた。
西田 武
生年月日 : 昭和5年4月3日
多田野 弘
生年月日 : 大正9年10月10日
左野 勝司
生年月日 : 昭和18年2月27日 -
3.サンメッセ日南のモアイ
イースター島の長老会は修復チームの希望に応え、世界で初めてモアイを日本で復刻する事を許可した。
また、(株)タダノは長年、サンメッセ日南の母体である一燈園が開催している智徳研修会の参加メンバーであるのと、日南海岸はモアイ建立に相応しい景観であるところから、石工の左野勝司氏はモアイ、アフ・アキビ7体を精魂込めて彫り上げ、サンメッセ日南の地に建立した。サンメッセ日南に建てられたモアイは、アフ・アキビ7体の完全復刻として極めて貴重なものである。(イースター島の石は持出し禁止のため、福島県白川村の同じ凝灰岩で作られた)ユネスコの「世界遺産保護条約」の批准に一燈園が貢献した功により、パリのユネスコ世界遺産事務局長のドロステ氏が特別に43枚のパネル展示を許可した。 -
4.サンメッセ日南の今
2024年(令和6年)4月13日に29年目を迎え、2023年9月17日には、入場者数が約500万人に達成出来ました。これも一重に皆様のおかげでございます。深く感謝申し上げます。
「アフ・アキビ」7体のモアイ像には、左から向かって仕事運・健康運・恋愛運・地球の平和(夢叶う)・結婚運・金運・学力運というジンクスがあり触れると願いが叶うと言われております。
モは「未来」アイは「生きる」という意味があり皆様をお迎えいたしております。又、2019年12月には、当園最上地にある地球感謝の鐘にサンメッセ日南のキャラクター、みらいちゃん・イキールくんがサヌカイトの鐘を撞くモニュメントが完成いたしました。当園は「太陽からのメッセージを受けて地球に許される生き方に気づく」を中心のテーマに据え、この気づきのためのご縁づくりを目的として設立されました。